リウマチからの贈り物2 リウマチの初期症状

リウマチの初期症状

この病気の初期症状を知っておくことはとても大事です。

それは、早期発見につながり、治療者、治療法を検討するのにも余裕が出てくるからです。

それによって、治癒までの経過も変わってきます。

私は理学療法士ですので、疾患についてある程度の知識がありました。

これは今から思うととても幸運だったと思います。

そのため、症状がわずかな時期に、身体の異変に気付くことができました。

ただ、気づいてはいたもののも、診断されることへの恐れから、受診を先延ばしにしていました。

私の初期の症状は次のように始まりました。

● 2020年5月 中頃

細いペンで細かい文字を書いているとき、

右手の人差し指のつけ根(イラストの位置=MP関節)がちくっと痛みました。

「あれ、変な痛み方だな」と思いました。そのあと、皮膚がほんのり赤くなりました。

湿布を貼って様子をみましたが、数日たっても治りません。ただ、動かしても痛みはなく、いつか治るだろうと思っていました。

しかし、今度は、

左手の中指のつけ根(MP関節)が腫れて痛みました。

でも翌日には腫れも痛みもひいていました。

ほっとしていると数日後に、

左手の薬指、また数日おいて小指のやはり同じ関節(MP関節)に全く同じ症状が現れました。

そしてしばらくすると消えていきました。

ぶつけたりも、使いすぎたりもしていないのにどうしたのだろうか、と。

この頃、すでに嫌な予感がしていました。関節リウマチという言葉がちらつき始めました。

でも、最初に症状がでた右手の人差し指のつけ根以外は、症状はなくなっていたため、そのうち治るだろうと思っていました。

それもつかの間でした。


●6月初旬
今度は両足にも症状が現れました。
歩きやすい慣れたスニーカでいつもの道を歩いているのに、

両足の指のつけ根(イラストの位置=MP関節)になんとなく違和感があることに気が付きました。

数日して、それは鈍い痛みに変わり「これが続くと、長く歩けないかも」と漠然とした不安がよぎるようになっていきました。

症状はそれ以上強くならなかったため、気にしないようにしていましたが、内心、手の指に加えて、足の指に症状がでたことで、不安感はさらに強まりました。

何かが確実に進行しているような気がしてきました。

私が気になったことは次の3つでした。

・手の指も足の指もすべて同じ関節(MP関節)が腫れて痛んでいる
・痛みが別の指に移っていく
・原因が分からずに症状が出ている

この3つからはどうしても関節リウマチが疑われるのです。

「いやいや、まさかそんなはずはない」と打ち消す気持ちと、やはり、そうではないか、という気持ちがせめぎあった時期でした。

関節リウマチは朝のこわばりがあったり、手や足に左右対称に症状が出ることが多いと言われています。

その症状は私にはありませんでしたので、関節リウマチではないだろう、と自分を納得させていました。

そうこうする内に、

右手だけではなく、左手の人差し指のつけ根(MP関節)が、腫れて痛むようになりました。

右手と左手の人差し指に症状が出たこと、

つまり左右対称に症状が出たことで、私はこれは、いよいよ関節リウマチかも、という気持ちが強くなり、重い腰を上げて受診したのです。

最初に右手の人差し指に痛みが出てから、約1カ月が経過していました。

そして、これから医療機関を選ぶのは本当に大変だ、ということを思い知らされたのです。

次回に続きます。

おくむら整体院 代表 奥村多恵子

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