リウマチからの贈り物5 2カ所目の医療機関B整形外科へ

このブログは、関節リウマチのような「治らない」とされている病気の方々に何かお役に立てればと思い書いています。また、そうでない方にとっても、病気のとらえ方、医療との付き合い方、代替療法の取り入れ方……など、何かヒントになればと思います。

2カ所目の医療機関、B整形外科へ     2020年6月末頃

初めて受診したA整形外科でレントゲンとエコー検査をしましたが、異常がなく、痛みの原因は分からないと言われました。

その後、症状は前よりも軽く、痛みもおさまっていたため、リウマチではないんだろうと思い始めていました。でもやはり気にはなり、B整形外科を受診しました。

B先生に次のことを伝えました。

・右手の人差し指のつけ根(MP関節)が5月から痛みはじめた。悪くはなってはいないが、治らない。

・両手の指に症状が出ては消えるを繰り返しているが、今は症状はない

・右足の親指の裏側にしこりのようなものを感じるが、痛みはなくなっている

・別の整形外科で、レントゲン、エコー検査いづれも異常がないと言われた

両方の手に症状が出たことでリウマチではないかと心配している

B先生のところでも、両手足のレントゲン撮影をしました。その後のB先生と私の会話です。

B先生:「手も足も、レントゲンでは異常ないですね。A先生もそう言われたのですね?」

私:「はい。エコーも問題ないと」

B先生:「右手の人差し指にまだ症状があるんですね。見た感じ、そんなに腫れてないし赤くもないですね。エコーで関節内の様子を見てみましょう」

右手の人差し指のつけ根(MP関節)をエコー検査してもらいました。

B先生:「リウマチだと、関節の内部に本来ないはずの血流がみえるんです。あなたの場合、それもないですね。大丈夫なんじゃないかな」

私:「リウマチでないなら痛みの原因はなんでしょうか?」

B先生:「女性の場合、関節炎のことが多いですね。あなたの場合は仕事でよく指を使うでしょ」

私:「今まで順番に手の指が腫れてきて、最後は左手の人差し指が腫れたので、リウマチじゃないかと心配なんです。今は左手は大丈夫ですけど」

B先生:「そうですね、リウマチは左右対称に症状が出ることが多いですからね。それに、あなたの症状がでている人差し指のこの部分(MP関節)から発症することも多いですね。大丈夫だと思うけど、念のため血液検査しときましょう。右手の人差し指の痛みには湿布を出しておきますね」

私:「よろしくお願いします」

採血をし、結果は1週間後に聞きに来るように言われました。

エコー検査で、リウマチでは見える関節内の血流が見えなかったこと、そして「大丈夫だと思う」、「念のため」という先生の言葉から私は「やれやれリウマチではなかった」とすでに安心していました。血液検査はそれを確認するために念のために受けるだけだと、思っていました。

受診してから数日後、仕事を終えた頃から左肩甲骨がひきつりはじめ、動かすと鈍い痛みが走りました。でも一晩寝ると翌日にはほとんど痛みはなくなっていました。

さらにその次の日には左足に体重をかけたとき、左股関節に鈍い痛みがでました。仕事で使いすぎたのかな、それにしも今まであまりなかった痛みだな、と思いましたが、また翌日何もなかったかのように痛みは消えていいました。

リウマチではないのにどうして、おかしな痛みがくるのだろう、とのんきに考えていた時期です。

次回に続きます。

おくむら整体院  奥村多恵子