リウマチからの贈り物11 4カ所目の医療機関、Dリウマチ内科との出会い

4カ所目の医療機関、Dリウマチ内科との出会い 2020年7月下旬

このブログは、関節リウマチのような「治らない」とされている病気の方々に何かお役に立てればと思い書いています。また、そうでない方にとっても、病気のとらえ方、医療との付き合い方、代替療法の取り入れ方……など、何かヒントになればと思います。

リウマチからの贈り物9」、「リウマチからの贈り物10」で書いたように、3カ所目の医療機関、C医師の発言や診察時の様子から、すでに私はC医師と信頼関係が持てるとは、思えませんでした。そのため、処方された薬は飲まず別の医療機関を探してみようと決心しました。

たとえ薬を飲むことになったとしても、私の病態そのものをちゃんと診察して、その必要性を理解できるように説明してもらいたい、と思いました。

関節の痛みも出始め、仕事を休むことを決めた時期でした。ぐずぐずしてはいられません。通える範囲内のリウマチ専門医を片っ端から検索しました。

そこで、他のリウマチ内科とは全く違う文言が書いてあるHPを見つけたのです。それがDリウマチ内科でした。4カ所目の医療機関でした。

HPには次のような内容が書かれていました。

  • 患者様とのコミュニケーションを大切にしている
  • 生活習慣の改善を重視している
  • 患者の生活習慣を見直すために、日々の生活状況についてじっくり話を聞くため、完全予約制
  • 薬剤療法は、患者の状況によって、本人、家族と十分に相談した上で決める

他の医療機関と全然違う、ここに行ってみよう、とかすかな光が差し込んでくるような気持ちがしました。

その後、Dリウマチ内科を受診し、じっくりと話を聞いていただき、治療方針などの説明も受けました。D先生の治療方針は患者の生活習慣を見直し、患者自身で改善していく、というものでした。D先生のところに通院することに決め、現在に至ります。

今から思うと、あきらめずに医療機関を探したのは、本当にいい判断だったと思います。

その具体的な話は次回以降、書いていこうと思います。

このように当時のことを振り返り、ブログを書いていると、病院に勤務していたときに、思いがけなく聞いた、医師の言葉を思い出しました。

院内食堂で食事をしていたときのことです。隣の席では、医師どうしで食事をしていました。

ある医師の言葉が耳に入りました。

「…… 患者さんでやりやすい方は、『先生にお任せします』と言ってくれる人ですね。いろいろ医学的なことを調べて、『それは納得できない』とか、『この薬よりこっちの方が』とか言ってくる人はやはりやりにくいですね……」

どのような文脈からその発言がでたのかは分かりませんが、この言葉は長く記憶に残り、ふと思い出されました。

いろいろな患者さんがいらっしゃるので、一概にこの発言だけで決めつけることはできませんが、主体的に自分の治療に向き合おうとする患者はやりにくい、という意味にも取れます。

今の日本の医療では、「お任せ」の患者は多いのかもしれません。そういう意味では、C先生にとって、私は異質なやりにくい患者だったと思います。必要以上に威圧的だったのは、その表れだと感じます。

しかし、私は今までの体験から、自分の体は自分で守りたい、医師お任せでなく納得のいく治療法を自分で選択したいと、思い続けていました。

このように言うと、「奥村さんは医学的知識があるから、そう思うのでは」と言われることがあります。確かに私は少しは医学的な知識はありますが、それでもリウマチをはじめ、多くの疾患については知識はたいしてありません。また、医学的知識がある人でも、医師に任せっきりにする人は意外と多いのです。

たとえば、めまいや、耳鳴り、難聴など、今の医療では治療が難しいとされる症状が、整体、鍼灸などの代替療法で改善する方々は実際にいらっしゃいます。

少しでも役に立てばと、上記のような症状で困っている医療関係者に情報として伝えても、病院で薬をもらっても治らないのだから…… とはなから興味を示さない人もいらっしゃいます。もったいないな、と思います。

医師に完全に任せてしまうか、自分で納得のいく治療を選択するかは、医学的な知識よりもむしろその人の考え方による、といえると思います。

たとえ医療的な知識がなくても、自分の病気を書籍やネットで調べ、どういう治療法があるのか知ることはできます。そうでなければ、そのときに出会った医師の考えに従わざるを得ません。

一刻を争う疾患なら別ですが、そうでないなら、自分で(または周りの人にも協力してもらって)病気のこと、どのような治療法があるのかなどを調べて、最低でも複数の医師に相談してから、治療方針を決めても遅くはないと思うのです。

病気が難しいものであれば一層、適切な医療機関、つまり自分にあった、納得ができる医療機関を選ぶことはとても大事です。

今回、B整形外科に「お任せ」してC医師を紹介してもらったのは私自身です。

最初から自分でじっくり探せばよかったのだと反省しました。そのときは、関節リウマチと診断されたことでうろたえ、正常な判断能力を失っていました。

C医師の2回の受診は、それではだめだよ、と気が付かせてもらうきっかけになりました。回り道をしたように思えますが、結局、通るべき道でありありがたい経験でした。

そこで、次回は、やや脇にそれますが、医療機関に完全にお任せしてしまう心理、そのままお任せした結果、予後が良くなかったケースについて、私の身近にあった話を書きたいと思います。

信頼できる医師に納得した上にお任せしたなら、それで後悔はないでしょう。

しかし、「あのとき、もう少し時間をかけて別の医師に診てもらい、意見をきいておけば……」と後悔する人もいらっしゃるのも事実です。

参考になればと思いますので、やや脇に外れますが次回はその話を書こうと思います。

おくむら整体院 奥村多恵子

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