リウマチからの贈り物14 リウマチの痛みの手当て

リウマチの痛みの手当て

このブログは、関節リウマチのような「治らない」とされている病気の方々に何かお役に立てればと思い書いています。また、そうでない方にとっても、病気のとらえ方、医療との付き合い方、代替療法の取り入れ方……など、何かヒントになればと思います。

関節リウマチになって辛いのは関節の痛みです。私はこの方法で随分と助けられてきました。肩、手首、手指、膝、足部…… などの整形外科的な痛みにも効きますので、痛みのある方、ぜひお試しください。

次の二つの方法は、いずれも自然療法家、東城百合子さんの本に出ていたものです。

1 里芋湿布

リウマチになる前にも、打ち身や捻挫などの痛みに利用していました。

東城百合子さんの本では、生の里芋をすりおろして作る方法が紹介されていますが、とても時間がかかります。また、リウマチで手の指をはじめあちこち痛みがある場合、自分ではまずできません。

以前、自然食品のお店に行ったときに「里芋粉」を勧められました。水で練るだけで簡単に里芋湿布が作れます。これはネットでも購入できます。

里芋粉に水を入れて、マヨネーズ程度の柔らかさに練り、木綿の布に適度に伸ばし、幹部に貼り付けます。熱を吸って、乾いてきたら取り替えます。

2 ビワの葉湿布

ビワの葉(表のつるつるしている側)を直接患部に当てる方法です。肌の弱い方は油を塗ってから貼りつけるといいとのことです。

私は子宮筋腫をビワ温圧(ビワ灸)などで治しました(リウマチからの贈り物7参照)そのときは、ビワの木があるご近所の方に頼んで分けてもらったりしていました。

とても効果が高いことを実感し、ビワの木の苗を庭に植えました。そのおかげで、今は立派なビワの葉っぱを贅沢(!)に使うことができます。

ビワの葉は、若いものよりより古く肉厚のものがいいとされます。また、農薬を使っていない方が適しています。ネットで購入することもできます。

ビワの葉を木綿の布に軽く止めておいてから、幹部に当て、包帯などで固定します。

私は手首が痛いときや、足の裏が痛むときによく使っています。

手首はビワの葉をしっかりあてることで、手首を固定する働きもあるため、とても重宝しています。

いつも、最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

参考文献 「家庭でできる 自然療法 誰でもできる食事と手当法」 東城百合子著

おくむら整体院 奥村多恵子