リウマチからの贈り物(24) アファーメーション
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このブログは、関節リウマチのような「治らない」とされている病気の方々に何かお役に立てればと思い書いています。また、そうでない方にとっても、病気のとらえ方、医療との付き合い方、代替療法の取り入れ方……など、何かヒントになればと思います。
アファーメーション
リウマチと診断されたとき、なぜ、私がリウマチになってしまったのだろうと思い続けました。なぜ、なぜ、なぜ……と。健康には気を付けていたはずだったのに…… 何がいかなかったのかと。
リウマチと診断されてから、リウマチを完治した方が書いている本や、ネットで発信している情報を読んでいきました。
その中で、リウマチとなる原因はひとつではなく、いろいろなことが重なり合ってなる、ということが分かってきました。例えば、次のようなことです。
・リウマチを発症する数年前から半年前くらいの間に、辛かったり、悲しい経験をしていることが多い(これは主治医のD先生が初診時に言われていました)
・辛い感情を一人で抱え込んでしまう傾向がある
・自己犠牲的
・自己否定しやすい
・睡眠不足
・食事が偏っている(特に甘いものをたくさん食べる)
等々
私は、ここ数年両親の介護をひとりでやってきました。息子も手伝ってくれていましたが、仕事もあり精神的にも身体的にもかなりハードな日々でした。知らず知らずの内に、追い込まれていたように思います。そして、発症する半年ほど前、介護に関係することでとても辛い出来事があり、悲しかったり、悔しかったり、怒ったり、と精神的に不安定な状態にあったと思います。
また、睡眠は5時間を切ることもあり、熟睡もできていなかったはずです。そのときは、それが普通だと思っていたのですが。
介護の負担が重くなるにつれて、自分がのんびりしたり、楽しんだりする時間が少なくなっていました。いつも、自分のことは後回しにして「頑張っていた」と思います。
そして、一番よくなかったのはそのことに私自身が気が付いていなかったのです。
こういう自分の傾向に気付いたとき、とてもショックでした。
自分を大切にしていなかったこと、そのために、リウマチとなり自分の体を傷つけてしまったことが、悲しく、自分自身に申し訳ない気持ちで一杯になりました。
これからどうしたらいいのだろう。
今、まずしなければいけないのは、自分を変えることだと思いました。
何よりも、自分を優先すること、自分を大切にすることでした。
数年の介護で、自分を後回しにする傾向が染みついていました。
心から変えていかないといけないと思いました。
リウマチを断薬して完治させた渡邊千春さんの本の中に、自分を進化させる方法としてアファーメーションが紹介されていました。
アファーメーションとは自分自身に対する肯定的な宣言のことです。どんな状態の自分になりたいかを紙に書いたり、言葉で何度も言うことで、自分の深い部分(潜在意識)に言い聞かせていく、ということです。
潜在意識まで、響かせないと自分の考え方の癖や傾向はなかなか変わらないからです。
渡邊さんの本を参考にして、次のような言葉を紙に書いて、壁に貼っています。そして、毎日何度もそれを言葉に出して言っています。
あえて、過去形で書いてあるのは理由があります。「大切に考えるようになりたいです」のように、未来形や願望として書いてしまうと、今はそういう状態ではない、今は、自分を大切にしていないと、そのように潜在意識に伝えてしまうことになるからです。このため、過去形にして、もうすでにそうなったんだと、潜在意識に伝えていきます。

リウマチの症状がここまで改善してきたのは、自分の傾向に気付き、自分自身を大事にする気持ちが浸透してきたことも、とても大きいと思います。
病は気からということを身をもって知ることができました。
これもリウマチからの贈り物の一つです。感謝感謝
今日はクリスマス、ケトン体食ではケーキなどは食べられません。でも、家族が食べているのをほんの少しもらいました。もう少し食べたいですが……。夕食後、少しの果物は大丈夫なので、今日はイチゴを特別に食べることにします!
いつも、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
参考文献
・「リウマチ感謝」 渡邊千春 三恵社
・「リウマチ感謝 カウンセリング編」 渡邊千春 三恵社
・「リウマチ卒業生に学ぶ 9レッスン」 中村 司 三恵社
おくむら整体院 奥村多恵子