リウマチからの贈り物(32) イメトレ ~病気の治癒~           

このブログは、関節リウマチのような「治らない」とされている病気の方々に参考になることがあればと、書いています。また、ご病気でない方でも、病気のとらえ方、医療との付き合い方、代替療法の取り入れ方……など知っていれば、役に立つ情報もお伝えします

イメトレ ~病気の治癒~

2019年の秋に、久しぶりに里美ねえやんのセミナー(初級コース)を淡路島のホピビレッジで受講しました。

このセミナーでは病気の「治療」としてイメトレを使う話が出てきました。現代医学では治らない病気が、イメトレを使って治っていった実例紹介がありました。

アメリカでのことです。

幼い男の子が脳しゅようと診断されました。母親はイメージ療法を受けさせることにしました。イメージ療法の治療家は、「○○くん、君が小さくなって、自分の頭の中にある宇宙基地に入っていくところを想像してね。君は水鉄砲をもっていて、頭の中にいる悪ものを水鉄砲で打って、やっつけるんだよ。ゲームを楽しむようね」と男の子に言いました。

その男の子は日々、それをイメージして頭の中の悪もの(脳しゅよう)をゲーム感覚で水鉄砲で打っていきました。ヒーロとなった自分が活躍するように、ワクワクした気持ちで水鉄砲で悪ものをやっつけていったのでしょう。

そしてある日、「お母さん、もうやっつけるものがいなくなっちゃった」と言ったそうです。そこで、母親が検査につれていくと、男の子の脳しゅようは消えていたということです。

日本ではイメージ療法は進んでいませんが、レイキと同様海外では積極的に取り入れているケースが多いそうです。

里美ねえやんのセミナーを受けて、癌や難病とされる疾患の方々がイメトレで治っていく例も伺いました。実際にセミナーに参加している方の中には、このような疾患をもっている方も多いのです。

印象に残っているのは、里美ねえやんのこの言葉でした。

アメリカでは、このやり方(先ほどの水鉄砲を使う、などの方法)でいいかもしれない、でも日本人には合わない。日本人はゲーム感覚で戦うのではなく、本気で戦ってしまう。

元々日本は「愛」を重んじる文化。だから戦うのではなく「愛のエネルギー」を使ってイメトレする必要がある。どうなりたいか、わくわくした気持ちで、と。

なるほど、と思いました。

日本では、よく「闘病」といいます。この言葉は病だけではなく、病を得た自分自身をも攻撃してしまう言葉だと思います。

そうではなく、「愛のエネルギー」を持って自分と向き合う。

なので、イメトレではキラキラするピンクパール(*)のハートがどんどんと頭のてっぺんから体の中に入ってきて、体中をめぐっていくイメージをしています。痛みのある関節にもそのハートがやってきて、優しく包み込んでは、痛みを外に連れ出してくれているところを繰り返し繰り返し、楽しくイメージしています。

*ピンクパール:詳しくは里美ねえやんのセミナーを受けてくださいね。

そして、自分がしたいことのイメージもします。

現在コロナ渦ですので、遠方まで出かけて行くことはイメージしにくいので、近場に出かけているところをイメージしています。

大好きな奈良の山の辺の道を歩いているところ。こんな感じです。

穏やかな日で、さわやかな風が吹き木々葉の擦れ合う音が聞こえます。日の光が木々の間から差し込んでいます。山の緑の香り、花々の香りがします。緑の山を見ながら田んぼや畑が続く道を軽々と歩いている私、やっとこれた!やった!と笑っている私。一緒に喜んでくれている友だちの笑い顔、声。いろいろな感覚を使って、楽しくイメージします。嬉しくて、泣いてしまうこともあります。

痛みが強かった頃には、不安も強くこの痛みから開放されるときが本当にくるのか、と不安でした。イメトレをしたから、すぐに痛みが取れるわけではありません。それでもイメトレをやめようとは思いませんでした。

それはイメトレをして、自分のイメージ通りの整体を開けたという経験があったことも大きかったです。また、里美ねえやんの話から「愛のエネルギー」を使って楽しくイメトレして、病気が治っていった方々のことが心に強く残っていたからだと思います。

イメトレは、すごい力を持っています。まさに「想像して創造する」です。

いつも、最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

おくむら整体院 奥村多恵子